今回紹介するのは東海地方の歴史スポット。愛知県日進市にある『岩崎城(岩崎城址公園)』です。
岩崎城は、尾張と三河の国境付近にあった戦国時代のお城。羽柴秀吉と徳川家康が争った「小牧・長久手の戦い」では徳川方に付き戦いました。江戸時代に廃城となりますが、現在は模擬天守や記念館が建てられ城址公園として整備されています。
では、城址公園内を歩いてみましょう!
公園入口にある案内板。駐車場も入場料も無料。ありがたい!
駐車場からのルートはふたつ。右は軽い山道ルート、左は舗装されたルート。
今回は舗装されたルートを進みます。右の斜面は二の丸の土塁(どるい)のようです。※土塁:土を盛り上げて築いた防御設備
土橋(どばし)。土の橋です。
土橋の下は空堀(からぼり)が。空堀には別の場所から降りることもできました。
土橋を渡ると本丸へ。むむっ!あれは… 天守閣?!
どうやら天守閣風の「展望塔」のよう。復興模擬天守ですね。
内部は資料室になっていて、日進市の歴史資料等が見られます。
天守の最上階では外をぐるっとまわれます。なかなか良い眺め。
模擬天守の隣には「岩崎城歴史記念館」があり、地元や岩崎城の歴史についての展示を見ることができます。特に「小牧・長久手の戦い」において岩崎城が重要な役割(岩崎城の戦い)を果たしたことを知ることができたのは良かったです。※「岩崎城の戦い」の詳細は、岩崎城公式ウェブサイトにて
また、城址公園内には発掘調査の際に発見された、6世紀の古墳(こふん)もありました。
有名な観光地ももちろん良いですが、こういった地元の小さな歴史スポットも新たな発見ができ、楽しいですね♪
※参考:岩崎城公式ウェブサイト、リーフレット
※記載の情報は2015年12月時点のものです(追記:2019年4月現在 基本情報確認済み)。実際に訪れる際には公式HP等の最新情報をご確認ください