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挙母城(愛知県)
豊田市美術館になった高台のお城

挙母城

今回紹介するのは東海地方の歴史スポット。愛知県豊田市にある『挙母城(七州城)』です。

挙母城(七州城)/ころもじょう(しちしゅうじょう)は、江戸時代に挙母藩の藩庁が置かれた城。矢作川の氾濫を避けるため、豊田市駅近くの挙母城(桜城)から、少し離れた高台の現在の場所へお城が移転されました。明治時代になると全ての建物が取り壊され、今は隅櫓の石垣が当時の面影を残しています。

それでは 挙母城 訪問記、いってみましょう!

挙母城

挙母城(七州城)があった敷地は、現在 豊田市美術館になっています。七州城の名前の由来は「三河」「尾張」「美濃」「信濃」「伊賀」「伊勢」「近江」の7つの国が見えることからのようですが… ちょっと無理かな。高台にあるので、東側の豊田市内はよく見晴らせます。

美術館駐車場

美術館の駐車場。もとは蓮池という池があった場所で、本丸のお堀として使われました。この池の周囲には、西門と二層隅櫓の下に蓮池門が構えられていたそうです。

豊田市美術館

城跡に建つ豊田市美術館。建物自体もアートな感じの、カッコいい美術館。

豊田市美術館

館内も白を基調としていて明るい空間。

挙母城隅櫓

そして、一番お城らしい部分が残るのはここ!市指定史跡 挙母城(七州城)隅櫓跡

挙母城隅櫓

隅櫓の建物は昭和53年に復元されたものですが、石垣は当時のものが残っているようです。石垣の高さは6メートルとのこと。

挙母城隅櫓

上に登って隅櫓を城内側から見たところ。残念ながら、隅櫓の中には入れませんでした。

挙母城

現地の説明板。分かりにくいが「A」の部分が隅櫓。その左側に見えるのが、たぶん蓮池だね。

茶室

敷地内には茶室もありました。

茶室

庭がきれい。

茶室

抹茶(お菓子付、350円)をいただくことができます。

挙母城

以上で、挙母城(七州城)訪問記は終了です。
豊田市美術館目当てのお客さんには、スルーされがちな挙母城。行かれた際には、ぜひ隅櫓跡も見ていってくださいね。


豊田市美術館 基本情報

※参考:豊田市観光協会WEBサイト豊田市美術館WEBサイト、現地案内板
※記載の情報は2017年8月時点のものです(追記:2019年5月現在 基本情報確認済み)。実際に訪れる際には公式HP等の最新情報をご確認ください

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